【長野県】温泉・歴史・自然・名所あふれる上田市の魅力

日本列島のほぼ中心に位置する長野県上田市。
2006年に4つの市町村(上田市・丸子町・真田町・武石村)が合併して誕生し、長野県内では3番目に人口が多い町となりました。

海から離れた場所にある上田市は、美しい山々に囲まれた典型的な内陸盆地です。
昼夜、冬夏の寒暑の差が大きい内陸性の気候条件を生かし、リンゴやぶどう・高原野菜・松茸などのキノコ類などが多く栽培されています。

年間を通じて雨が少なく晴天率が高いので、行楽シーズンには多くの観光客で賑わいます。

 

上田市のシンボル・千曲川

上田市のシンボルとも言われている千曲川。ゆったりと流れるその姿はまさに壮大です。

千曲川の源流は「甲武信ヶ岳」から始まり、新潟県、長野県を経て日本海へと流れつきます。
長野県では”千曲川”と呼ばれますが、新潟県に入ると”信濃川”と呼称が変わり、川の長さは全長367キロメートルと日本で一番長く、日本三大河川の一つとして知られています。

歌手の五木ひろしさんが「千曲川」という曲をリリースした事で広くその名が知れ渡りました。
千曲川流域の情景に重ね、どこか懐かしく切なげな想いが描かれたこの曲は、多くの地元の方に今もなお愛され続けています。

 

歴史を彩る上田市の温泉、神社仏閣

長野県は、実は日本で2番目に多い温泉地。

その中でも上田市は歴史ある名湯が多く、信州最古と言われる”別所温泉”や、文殊菩薩が鹿に姿を変えて源泉を教えたとされる”鹿教湯(かけゆ)温泉”などがあります。

そして戦国武将・真田幸村ゆかりの地としても有名で、”真田幸村の隠し湯”など、いたるところに歴史を感じる風情豊かな温泉街です。

国宝・重要文化財に指定された神社仏閣なども多く、どこか江戸時代を思わせる街並みは散策スポットとしても人気です。

 

四季折々を堪能できる自然豊かな上田の町

日本百名山の一つとして知られる”美ヶ原高原”や、”菅平高原”など、四季を通じて趣を変える山々が多いのも魅力の一つ。

上田市の北部にあたる菅平高原は標高1,250から1,650mの高原地帯で、冬になるとスキーやスノーボードなどが盛んです。
夏でも冷涼な気候のため「夏の避暑地」としてサッカーやラグビーなど多くのスポーツの合宿地として利用されています。
上田市の南部には日本百名山の一つである”美ヶ原高原”があり、標高2,000mの高さから北アルプス・八ヶ岳・富士山などが360度眺望できます。
夜には満天の星空が輝くこの場所は、シーズンになると”天の川銀河”を目当てに多くのカメラマンが訪れる絶景スポット。
ドライブコースとしても人気の場所なので、家族旅行や、デートにもおすすめです。

 

アクセス

東京から長野県上田市までは新幹線で1時間30分。
車の場合は関越自動車道・上信越自動車道を利用して「上田菅平IC」まで2時間30分~3時間程でついてしまう、日帰り旅行にもおすすめな観光地です。
名湯めぐり・歴史散歩、信州の美味しいグルメ旅など、もっと気軽に上田の魅力を探ってみてはいかがでしょうか。