善光寺ご開帳期間に善行寺をマックスにエンジョイしよう

1.善光寺ご開帳は地域を挙げての一大イベント

善光寺ご開帳は、善行寺だけが関係するイベントではありません。周辺コミュニティや企業なども、総出で善光寺ご開帳を盛り上げる大きな行事です。善行寺の公式サイトでは、善光寺ご開帳期間に参拝客がマックスに楽しめるよう、おすすめスポットや楽しみ方などを紹介しています。もしも善光寺ご開帳期間中に参拝に足を運ぶなら、ぜひたくさんの情報を収集して、境内以外の場所も思う存分に楽しみたいものです。

 

2.JR長野駅から善光寺までの「表参道」にはスポット多し

JR長野駅から善光寺までは、中央通りをまっすぐに歩いて向かうことができます。この通りは善光寺表参道とも呼ばれており、道中には歴史や仏教を感じられるスポットがたくさんあります。

例えば、表参道の善行寺付近には、古民家カフェがたくさんあります。軽食やお茶を楽しめるカフェに加え、がっつり食事をいただけるレストランや定食屋なども、たくさんあります。また、長野エリアのお土産を販売しているショップなどもたくさんあり、参拝後の帰り道も飽きることがありません。こうしたショップや飲食店の多くは古民家を利用しており、店の外観や中の雰囲気はバツグンです。

善行寺にちなんで精進料理を楽しみたい人におすすめなのは、宿坊体験です。善行寺周辺には39の宿坊があり、善光寺ご開帳期間中にも利用することができます。それぞれの宿坊ごとに趣向を凝らした郷土料理や精進料理を楽しめるので、ぜひお腹が空いた時にはお立ち寄りください。

 

3.善行寺は門前町、街のたたずまいも楽しめる

善光寺は、平安時代の終わりとなる7世紀ごろに建造されました。当時は参拝客が多く、鎌倉時代には善光寺を中心として門前町がつくられるまで大きく発展しました。境内だけでなく、周辺地域にも歴史や仏教を感じられる雰囲気が漂っているのは、そうした門前町ならではの魅力と言えます。

善行寺から延びる表参道には、丁石が並べられています。これは109mごとに置かれているしるしで、JR長野駅が善行寺からちょうど18丁の距離にあることを示しています。ちなみに18丁は2kmぐらいの距離で、駅から境内までは徒歩でも十分に足を運べます。

ちなみにこの丁石は、善光寺を起点としています。最初の1丁と2丁は、境内の中となるため、丁石は置かれていません。しかし3丁から18丁までは石に番号が振られており、数えながら歩けます。

 

4.付近で御朱印集めも楽しめる

善光寺ご開帳期間中には、九社寺の御朱印を集められる専用の御朱印帳が販売されています。これらは、善行寺エリアに加えて周辺の松代エリアや戸隠エリアにあるトータル9つの社寺をめぐって御朱印を集められる御朱印帳です。

この御朱印帳は、善行寺の境内で販売されているだけでなく、対象となる9つの社寺で購入できます。価格はどこで購入しても500円でです。もし善光寺ご開帳後に時間があれば、周辺の社寺も参拝してみてはいかがでしょうか。