諏訪大社は外せない
長野県の諏訪大社では、7年に一度御柱祭という大きな祭が開催されます。この祭は全国的にも有名で、全国から多くの観光客が訪れて見物します。諏訪大社は上社に二宮、下社に二宮あり、四宮すべてをお参りしても良いですし、自分に必要なところだけお参りしても構いません。四宮すべてお参りしないといけないということはありませんし、御利益に差はありません。ただ、御朱印を集めているのであれば、四宮すべての御朱印を集めることで、記念品がもらえるのでスケジュールを組んで四宮お参りすると良いでしょう。諏訪地方でも屈指のパワースポットと言われていますので、御柱祭見物を目的に来たのであれば、ぜひともお参りすることをおすすめします。
御柱祭が無い時でも諏訪大社は立ち寄って欲しい場所です。四宮すべてをお参りするのであれば、時間に余裕を持った方が良いです。四つの宮は並んであるわけではなく、車や電車、バスを使っての移動になるためです。電車やバスの本数が少なく、時間がかかるので、そのことを考慮してスケジュールを決めるようにしましょう。
御柱祭見物のあとは諏訪湖でのんびり
諏訪大社の勇壮な御柱祭を見物した後はのんびり過ごしてみましょう。諏訪大社からすぐの諏訪湖は御柱祭に訪れた人の多くが立ち寄る場所でもあります。諏訪湖は大小合わせて31の川が流れ込んでおり、その水は1本になって天竜川に流れ出ています。大きな湖なので、遊覧船や手こぎ・足こぎボートなどもあり、天気が良い季節なら湖上も楽しめます。
お祭り見物で疲れた、歩き疲れた人は諏訪湖のほとりにある無料の足湯がおすすめです。諏訪湖を眺めながら足を浸けてのんびり過ごすことができます。天然の温泉なので体が芯から温まります。湖畔公園にあるので、家族連れやカップルがのんびり過ごすのにおすすめです。
桜の名所でもありますので、この頃に訪れると良いかもしれません。ちょうど御柱祭の頃なら桜が咲く頃なのでおすすめです。また、諏訪湖畔には上諏訪温泉もあり、諏訪湖畔に噴き上がる間欠泉を見ることができます。
御柱祭見物のマナー
諏訪大社の御柱祭は、日本三大奇祭とも言われるお祭りなので、全国から多くの人が見物に訪れます。お祭り好きの人はもちろん、お祭りにはあまり興味がないけれど長野観光のついでに見るという人までが集まるため、かなりの人出になります。地元の人ばかりだとお祭りのルールなどは周知されているので良いのですが、観覧に来た人たちには十分にルールやマナーが知らされていないため、時に祭の進行の妨げになることがあるようです。
里曳きで御柱を曳行している列に勝手に参加しない、曳行路に立ち入らない、そして大きな御柱に触れようとするとか、またぐような行為はしないことがマナーです。旅行会社の中には御柱祭見学ツアーのような商品を販売しているところもあるようですが、ツアーを企画するのであれば観覧するにあたってのマナーも伝えることが大切です。